戦記バンド・デシネ『ル・グラン・デューク』、そろそろ発売!

  • 2011/09/02(金) 22:38:21

先日の更新でお知らせした『ル・グラン・デューク』、ちゃんと完成しました!
都内の早い書店では、今週末くらいから店頭に並ぶかも知れません。
ぜひ手に取ってみてください。


左が原語版3冊、右が今回出る邦訳版
オビの推薦文は速水螺旋人先生です!

『ル・グラン・デューク』は、スイスのPaquet(パケ)社から刊行されたバンド・デシネ(フランス式漫画)『Le Grand Duc』の邦訳版です。
ハードカバー3冊の原語版をソフトカバー1冊にまとめました。
お値段は税込2,940円とちょっとお高いですが、フランス語版は3冊が各13ユーロ。
1ユーロ=108円としても、4,200円余りです。
しかも、邦訳版の表紙にはケース入り限定版のメインビジュアルを使用しました。
この限定版、もう本国でも売り切れなので、手にすることができるのは日本の読者だけです!
もちろん、邦訳版では原語版の表紙などすべてのビジュアルを遺漏なく詰め込みました。
どうですか、3,000円弱の本といっても、かなりおトクなんですよ!(力説)

……で、肝心の内容ですが。
バンド・デシネというのはフランス式の漫画のことです。
日本の漫画との一番の違いは、1コマに描写される絵の密度でしょうか。
誇張じゃなく、カバー絵並みに力の入ったカラーのコマがずーっと最後まで続きます。


実際、向こうでバンド・デシネは絵画の延長のように捉えられていて、
「9番目の芸術」なんて呼ばれているそうです。
まぁ、芸術かどうかは難しくてよく分からないので置いておくとして、
『ル・グラン・デューク』に描かれる航空機はひたすらカッコいい!


主役機の1つ、ハインケルHe219“ウーフー”


低空からドイツ軍飛行場を爆撃するイリューシンIl-2“シュトルモヴィク”

舞台が第二次大戦の東部戦線だけあって、おなじみの戦闘機等がたくさん出てきますよ。
物語はドイツ空軍のナチ嫌いパイロット・ヴルフと、ソ連空軍の女性パイロット・リリアを中心に進みます。
ドイツとソ連が死力を尽くして戦った独ソ戦、その航空戦は文字通り苛烈な戦い。
非情な近代戦の尖兵として戦う二人に、どのような運命が待ち受けているのでしょうか……?


ストーリーは史実に基づくフィクションですが、
(ハインケルHe219“ウーフー”は、史実では東部戦線へ配備されてない)
上記の通りの緻密な描写と巧みなお話運びで、物語にひき込まれること請け合いです!

というわけで、『ル・グラン・デューク』のご紹介でした。
Amazon.co.jp:ル・グラン・デューク

興味を持たれた方は、著者の一人(作画)である、ロマン・ユゴー氏のブログも見てみてください。
Le blog de Romain Hugault
(リンク先はフランス語)

  • MC☆あくしず編集部

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